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＜＜サッカーシューズの選び方＞＞

■目的に応じて！

（1）サッカースパイク取替え式＝芝・雨天など軟質グランドでの実戦ＴＲ及びゲーム用品番記号では、SG（ソフトグランド）になります。

（2）サッカースパイク固定式＝芝・土、硬質・軟質など色々なグランドに対応しますが、スタッド形状により対応グランドが変わります。品番記号でFG（ファームグランド）は短めの芝生で硬めの土、HG（ハードグランド）は乾いた硬い土になります。

（3）マルチスタッドシューズ＝サッカースパイクと同等のアッパーを使用し、本数を多く短いラバースタッドを組合せ、足の負担を少なくし安定感を高めた硬質グランド、人工芝用シューズになり、主にトレーニング、審判、キッズ用として使用されています。

（4）インドア対応ＴＲシューズ＝滑りにくいラバーソールに、衝撃吸収機能のミッドソール、キックに対応する人工皮革または天然皮革アッパーを組合せたサッカーシューズのインドアＴＲ用になります。

（5）フットサル専用インドアシューズ＝体育館でのフットサルに対応したシューズで、滑りにくいラバーソールに、軽さを出すためのナイロンメッシュなどをアッパーに用いたシューズになります。

（6）ランニングＴＲシューズ＝ランニングのために、軽さとソールの衝撃吸収機能を高め、合わせてある程度のキックに対する耐久力を持たせたＴＲシューズです。

■足にフィットするシューズを！

足の形は人それぞれ微妙に違いが有り、左右でも多少の大きさは違うのが一般的です。シューズの仕上がりもメーカーやモデルによって大きさ・形状が違い、表示サイズも目安といった捉え方で、必ず両足の試し履きをして決めることが必要です。サッカーシューズは他のスポーツシューズと違って、ボールを扱う（蹴る・止める・運ぶ）ため、足とのフィット感が重要になります。また、軽い、柔らかい、回転が掛かりやすい、などのメリットは半面デメリットも持ち合わせており、自分の特徴やプレースタイルも考えて選ぶ必要があります。

（1）天然皮革は伸びる＝革の種類によっても違いますが、天然皮革のシューズはある程度大きくなるのが普通です。そのため、余裕があるよりは気持ち、きつめがジャストフィットの目安です。

（2）人工皮革は伸びない＝天然皮革と違ってほとんど伸びません。試し履きの感覚が比較的続きます。

（3）天然皮革のメリット・デメリット＝足になじむ」「通気性がある」「耐久性がある」「型崩れする」「濡れる」「水に弱い」。

（4）人工皮革のメリット・デメリット＝「型崩れしにくい」「水がしみ込みにくい」「軽い」「なじみにくい」「通気性が悪い」。

（5）足が伸びている場合＝伸び方・使用頻度によって違いがあります。ある程度（5mm～10mmくらい）の余裕は仕方ないので、自分の使い方と体の伸び具合を見て決めてください。なお、身長に比べて足の成長は、一般的に早く止まる傾向があります。練習量の多いチームや土のピッチの場合は、スタッドの磨耗も早いためあまり余裕を見る必要がありません。

■重い軽いはどのくらい大事？

スパイクは走る為、ボールコントロールする為、そして足を保護する為に着用します。ボールを蹴るときの道具としてはある程度の重さが必要で、走るだけなら軽い方が良いでしょう。大事なことはバランスが取れていることと、フィットしていることです。手で重さを比べるだけでなく、足を入れてフィット感と合わせて重量感も確認しましょう。

＜＜サッカーシューズのお手入れ＞＞

■アッパーが天然皮革シューズの場合

（1）汚れを落とす

アッパー＝固絞り雑巾やシュークリーナーで汚れをふき取る。アウトソール＝固めのブラシ（金ブラシ等）で土を落とす。※ひどい汚れの場合は、手早く水洗いしてください。（水に浸け置く事は絶対に避けてください）

（2）乾かした後、シュークリーム、コンディショナーで革に栄養を与える。雨の日の使用で硬くなった場合は、ミンクオイルを良くしみこませた後、コンディショナーを塗りよくブラッシングする。

（3）日陰の風通しの良い所で、形を整え（乾かした後）保管する。

■アッパーが人工皮革シューズの場合

人工皮革のアッパーは、手入れが簡単なことが特徴です。天然皮革シューズ同様に汚れを落とすだけで完了です。保管は天然皮革同様、日陰の風通しの良い所でお願いします。

■その他のポイント

（1）ミッドソール（インソールの内側）は、段ボール（厚紙）や樹脂製になっています。段ボール製は湿気を吸い取り、若干のクッション性もあるなどのメリットもありますが、濡れた（湿った）状態で使用しているシューズが大部分です。そのため、濡れた（湿った）状態で長時間使用すると、ダンボールが緩んだ状態になりアウトソールの剥がれ等、不具合の原因になります。使用後は、密閉したシューズ袋などに入れたままにせず、通気性の良いところで保管してください。樹脂製のミッドソールは、緩みは発生しませんが汗などの湿気を吸い取る効果やクッション性は劣る事になります。

（2）アウトソールのＰＵ（ポリウレタン）やアッパーの各種人工皮革・天然皮革は、高温状態で劣化する場合があります。特に車の中など、高温になる可能性のある場所の保管は避けるようにして下さい。

（3）シューレース（靴紐）には、長さ・材質などメーカーや商品によって、「緩みにくい」「引っ張りに強い・摩擦熱に弱い」」などある程度特徴があります。自分にあったシューレースに替えて使用する方法もあります。なお、結ぶ必要のないゴム製のシューレースは、シューズのフィット感をより高める効果や、インドア・フットサルでの摩擦破損に強くなっており機能的なアイテムの一つです。

■サッカースパイク「保証書」

プレイヤーズではサッカースパイクをお買い上げいただいたときに、「３ヶ月の間に製造上の問題で不具合が発生した場合」無料修理あるいは無償交換をお約束いたします保証書をお付けしております、ご面倒でもご購入時にご記入をお願いいたします。
ただし、次のような不具合は対象外とさせていただきます。

1. ポイントの摩滅
2. 地面キック等によるつま先部分のハガレ
3. 磨耗や外力によるアッパーの破れ
4. 使用後のメネジ破損

※お買い上げ１ヶ月以内の不具合は、ポイントの磨耗や著しい使用上の問題を除き、無料修理させていただきます。不具合が発生した時点で早めにご相談ください。

■サッカースパイクの修理(有償・税別)

サッカースパイクで一番多いつま先のハガレからアッパーの破れ、ポイントの磨耗によるソール張替え(一部不可)など、使用によって生じた色々な不具合を状態に応じて有償で承っています。日数は2日～30日位(※修理の内容によって違います)店頭でご相談ください。

• 土・ボールによる磨耗、相手スパイクによる引っ掛かりなどによって生じたアッパーの破れ・・・（革あて）１ヶ所2,000円+税160円～
• 地面キック・スライディング・引きずりによって生じたつま先などのハガレ・・・１ヶ所 1,300円税+104円～
• 雨天での使用などで発生するミッドソールの張り替え・・・片足2,000円+税160円
• ベロを強く引き過ぎるなどで発生するシュータン(ベロ)のはがれ・・・取付片足1,000円+税80円
• 紐を強く引っ張りすぎたなどでハトメ(紐通し穴)の破損・・・修理･補強1,300円+税104円～1,800円+税144円
• アウトソールの張り替え（両足）・・・メーカー対応により、状態・経過年数などにより出来ない場合もありますので、張り替えーズを店頭までお持ちになって可否や金額などをご確認ください。

以上、色々な修理が可能です。上記の使用上の原因のほか製造上の問題の場合もありますので、現物と保証書を一緒にお持ちになってご来店ください。
なお、お越しの際には修理に出されるスパイクの汚れを落とし、完全に乾かしてお持ちください。日数や費用が余分にかかってしまう場合もあります。

＜＜ボールについて＞＞

■高品質ボール『手縫いから熱圧着へ』

ワールドカップからローカル大会まで、大会に使用されているボールは、2004年のヨーロッパ選手権までは100％縫いのボールでした。UEFA EURO2004（ポルトガル）の本大会でデビューした、「ロテイロ」と名づけられたボールは、サーマルボンディング（熱圧着）構造の、いわゆる貼りボールです。ユーロに続いて、オリンピック・チャンピオンズリーグ・Ｊリーグなどに採用され、今年はプリンスリーグ・高校総体などにも使用される事になりました。20年前の貼りボールは、少年団を中心に幅広く練習球として使用された普及モデルでしたが、ロテイロから始まった新しい貼りボールは、より丸く均質に優れた反発性などの特性を備えた高機能・高品質ボールとして、精度の高いスピードにありれたサッカーを演出する重要なアイテムになっています。 また、「ラテックスチューブ」を使用している「飛ぶボール」は、上手になるボールとして育成年代にこそ積極的に使用してほしいボールでもあります。弾みが良いため、トラップやパスなどボールコントロールでミスがはっきりと出やすいため、上達のためには効果的なアイテムとなります。

■飛ぶボール

ボールのチューブ材質には天然ゴムの「ラテックス」と空気透過率を抑えた「ブチルゴム」の2種類があります。歴代のワールドカップ使用球や、モルテンのスーパーペレーダなどは「ラテックス」チューブを使用し、空気を1気圧以上入れても特別な硬さを感じることはなく、表皮の材質と合わせて反発の優れた飛ぶボールに仕上がっています。

■普通のボール

空気圧を高く入れれる「ラテックス」チューブに対して、「ブチルゴム」チューブはやや固めの仕上がりになり0.6～0.7気圧が適正な空気圧で、ラテックスチューブと同様に1気圧以上入れた場合は、非常に硬くなりプレーにも支障をきたす事になります。「ブチルゴム」チューブの良いところは、空気漏れが少ないことと、日本の固いグランドに合った適度に抑えられたバウンドであるということです。どのメーカーのボールについても、おおよそ5000円代までの物についてはブチルゴムチューブになります。

■手縫いではない「縫いボール」

縫いボールといえば「手縫い」が当たり前でしたが、ここ数年「マシーンステッチ」といわれる機械縫いのボールが縫いボールとして多く販売されるようになりました。機械縫いの特徴は、糸が細い事とステッチの間隔が狭いため、パワフルなキックや頻度の高い使用には不向き（耐えられない）な事があります。そのため、ブランドによっては試合・練習には不向きなレジャー用ボールとして、本格的な練習には使用しないように勧めています。 プレイヤーズでも、モデルによってはNIKE・adidas・フットサルボールなどで取り扱っていますが、シュート練習などを含めたチーム練習に使用するのではなく、リフティングやパスなどの個人練習用ボールとして使用するのに適しています。

■ボールはグランドに合わせて選ぶ

土のグランドでは「ブチルゴム」チューブを使用するのが一般的です。「ラテックス」チューブのボールでは、バウンドが予想よりも大きくなることがあります。柔かい芝のグランドでは「ラテックス」チューブを使用してください。ボールが良く飛び、よりスピィーディなゲーム展開が期待できます。

■ボールの見分け方

チューブの材質ですので、一般的にはカタログを見て判断することになりますが、「モルテン」「アディダス」などのボールには、そのボールに合った空気圧が印刷されています。「０．６～０．８」とか「０．９～１．１」などで、1.0以上表示されているボールは「ラテックス」と考えてよいでしょう。しかし、ボールによっては明らかにブチルゴムでも1.0以上表示されいる場合もありますので、大会球などは事前にカタログなどで確認する方が間違いありません。安いブチルボールに空気をたくさん入れカチンカチンのボールでプレーすることは楽しいサッカーを台無しにしてしまいます。

■ボールの品質表示

「競技規則」

サッカーのルールでボールは、球形で皮革または他の適切な材質で、外周が70cm以下68cm以上で、重さが試合開始時に450g以下410g以上で、空気圧が海面の高さで0.6～1.1気圧のものであると規定されています。

「FIFA INSPECTED」

このマークがプリントされているボールは、円周・丸さ・重さ・圧力低下・跳ね返り・吸水性品質の6つのFIFA品質試験に合格していることを証明しています。

「FIFA APPROVED」

このマークがプリントされているボールは、上記6つのテストをさらに高いレベルで合格し、形状とサイズ保持に関する第7のテストに合格していることの証明です。

「International Matchball Standard」

このマークは、「FIFA INSPECTED」レベルのテストを受けていますが、FIFAへロイヤリティの支払いをしていない「国際試合基準ボール」になります。

「JFA検定球」

このマークは、日本サッカー協会が定めた基準をクリアし、日本サッカー協会に対してロイヤリティを支払っているボールになります。

＜＜ＧＫグローブのお手入れ方法＞＞

■磨耗

ゴールキーパーグローブのグリップ面は、一般的に軟質の多孔発泡ラバーを使用してキャッチング性能を高めていますが、磨耗に対しての耐久性がやや弱いことが特徴です。そのため、土のグランドでの使用や練習にはグリップ面が硬めのグローブを使用することをお勧めします。
グリップ面は材質の特性として、使用に応じて磨耗して行きます。磨耗に応じて、クッション性は落ちて行きますが、５０％位磨耗するまでは十分使用することが出来ます。

■修理（リペア）

部分的なグリップ面の剥がれや磨耗に対しての修理材として、グローブ・リペアがあります。部分的な補修には効果がありますが、広い部分の補修に対してはキャッチング性能の低下を伴います。練習用などにご利用ください。

■洗濯

使用を重ねるとＧＫグローブの内部は、汗と素材の影響で臭いがきつくなります。また、グリップ面の汚れは、キャッチング性能を低下させる要因になります。そのため、定期的な洗濯が快適な使用と機能回復のために必要です。

（１）３０度～４０度位のぬるま湯で軽く手洗いをして下さい。汚れのひどい場合は、中性洗剤を使用しますが過度の使用は、グローブを傷める原因にもなります。

（２）乾燥は、日陰で左右別々に自然乾燥させてください。

■保管

（１）湿気の少ない直射日光の当たらない場所で、グリップ面どおしが接しないよう(張り付く場合があります)保管してください。

（２）車のトランクやダッシュボードなど、高温になる場所や、直射日光が当たる場所での保管は、グリップ力の低下を招きますので避けてください。